
中学受験用語
学習指導要領
学習指導要領は、公立の小・中・高での授業内容の指針です。ほぼ10年に1回改訂されており、最近の改訂は小・中は2002年から、高校は2003年から実施されました。これにより、完全週休2日制になり、その影響で授業内容が大幅にカットされる為、受験界への影響も大きいと言われています。(俗に言う「2002年問題」)授業内容のスリム化から益々公立と私立の学力差が出るという報道も聞かれます。
完全週休2日制
2002年の学習指導要領の変更により、公立の小・中・高で、実施されました。これにより、大幅に授業内容がカットされる為、公立と私立の学力差が大きくなると言われています。公立高校の一部では、その対策の一環として、「二期制」「45分7時限授業」の体制を導入する方針を明らかにしています。
完全中高一貫校
高校募集を行わず、完全に中学受験でしか生徒を募集しない学校のこと。年々、その数は増えています。
■高校募集を行なわない学校〜東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県
(千代田)大妻・女子学院・白百合学園・千代田女学園・雙葉・三輪田学園・和洋九段女子・東京家政学院
(中野)東大付属
(港)麻布・芝・暁星・山脇・聖心女子学院・普連土学園・頌栄女子学院
(品川)香蘭女学校
(世田谷)駒場東邦・聖ドミニコ学園・田園調布雙葉・昭和女子大付・目黒星美学園・鴎友学園女子・恵泉女学園
(渋谷)東京女学館・渋谷教育学園渋谷
(新宿)早稲田・学習院女子
(杉並)立教女子学院・光塩女子学院
(練馬)武蔵
(豊島)巣鴨商業
(文京)跡見学園・桜蔭・獨協
(北)女子聖学院
(調布)晃華学園
(多摩)大妻多摩
(川越)秀明
(横浜)浅野・サレジオ学院・神奈川大付・聖光学院・聖ヨゼフ学園・捜真女学校・フェリス女学院・横浜共立学園・横浜雙葉・関東学院・関東学院六浦・公文国際学園
(川崎)カリタス女子
(鎌倉)栄光学園・清泉女学院・鎌倉女学院
(藤沢)湘南学園・湘南白百合学園・聖園女学院・慶應湘南藤沢
※2003年度より高校募集を停止した学校〜実践女子・調布・東洋英和・森村
中等教育学校
私立の中学・高校では、早くから中高一貫教育が行なわれていました。最近では高校で募集を行なわない一貫校も増えています。しかし、これまでの「中高一貫教育」は法的根拠に基づくものではありませんでした。「ゆとり」学習を目指した「中高一貫教育」は1960年代後半から政府の中央教育審議会でも大きなテーマとして扱われました。そして、学校教育法第1条に法的根拠を持つ「1条校」として、「中高一貫校」の設置が認められたのです。「中高一貫校」は、「中等教育学校」と「高校に中学が併設されるタイプ」の二つがあります。早くから中高一貫教育を行なってきた一部の私立校では、「中等教育学校」に学校名を変更したり(横浜共立学園など)、既存の学校以外に「中等教育学校」を創設する(桐蔭学園など)動きが出ています。又、文科省では、今後数年以内に全国で約500の公立・国立の「中等教育学校」を設立するとしています。ただし、公立の場合は入学希望者の選抜には学力テストをしないとしており、面接や実技により入学者を決定するようです。尚、公立の中高一貫校は、いわゆる「2番手校」が多いのですが、県立千葉のようなトップ校が指定される珍しいケースもあるようです。
三大テスト
首都圏模試センター・日能研・四谷大塚の公開模試を三大模試と呼びます。4年生〜6年生を対象にしており、6年生の「合否判定」は、志望校決定に大きな影響を与えます。ちなみに、日能研や四谷大塚の模試に比べ、首都圏模試センターの受験層は若干レベルが低いといわれています。よって、中堅校以下を受験される方は、首都圏模試を受けるほうが判定がよく分かるはずです。
R4偏差値
日能研独自の志望校への合格可能性を表す偏差値です。「R1」は合格可能性が0%の偏差値。R2は合格可能性が20%の偏差値。R3は合格可能性が50%の偏差値。R4は合格可能性が80%の偏差値。
2月1日
私立中高校協会の協定により決められた、東京都・神奈川県地区の入試開始日です。多くの中学の受験日が1日から3日に集中します。最近は塾や家庭教師センターの奨めで、1月中に千葉県や埼玉県の中学校を「ためし受験」するスタイルが定着しています。
サンデーショック
2月1日〜3日のいずれかが、日曜日になる事を「サンデーショック」と呼びます。日曜に礼拝を行うミッション校が受験日を移動する為、入試状況が激変します。
ためし受験
東京・神奈川が、2月1日からの受験となるので、1月の千葉・埼玉などの入試で腕試しする事を言います。
大学全員合格時代
大手予備校の調査によると、2009年前後には、現在ある約700の大学のうち、競争率が1倍を超えるのは100大学100学部に過ぎないと言われています。既に、この傾向は出てきており、一昨年から大手予備校の合否判定模擬試験にも影響を与えています。一昨年までは合格可能性をAからEまでのランクで表示してましたが、一昨年からは新たに「判定不能」というランクが加わりました。これは、定員割れが予想される学部学科に対する合格可能性です。
通知表
一部の私立中学では、入試選抜に小学校の通知表のコピーの提出を求めています。これは、公立高校受験でいう内申書に相当するものですが、「成績」に関してはあまり重視されない場合が多く、むしろ、出席率などが参考にされるようです。
付属校・系列校
大学や短大の関連中学や高校の事です。「付属校」は、一般的に内部進学できる可能性が高い学校です。「系列校」は、大学の関連校ですが、その大学への無試験進学が認められていない学校を指します。
隠れ付属中学
名称からは大学の系列校であることが分かりませんが、実は系列に入っている学校の事です。
・聖ヨゼフ学園〜白百合女子大
・香蘭女学校〜立教大学など
こうした学校は名称に大学名が付いた付属・系列中学より入りやすいですが、系列大学の推薦合格人数(割合)も少ないようです。
2科4科選択
入試科目を2教科と4教科から選択できる方式です。合格判定は、最初2教科受験者から7〜8割程度合格者を選び、残りを4教科受験者から選ぶという方法をとる中学もあるようです。
プログレス
正式名称は「プログレスインイングリッシュ」。イエズス会出版の英語テキスト。元は、一部のミッション校で使われていましたが、今は全国の多くの進学校で使われています。全6冊で、従来の教科書の配列にこだわらない編集形式をとっています。特に中高一貫校での使用が多いですが、その使用形態は様様で、「5年間で6冊終わらせる学校」・「一般クラスは6年間で5冊、進学クラスは6冊使用」など。
三大塾
日能研・四谷大塚・サピックスが首都圏での三大中学受験塾です。
家庭教師センター
家庭教師センターの中には、高額教材を売りつける悪徳業者などが存在するようですので、お気をつけ下さい。
また、詳細は「家庭教師センターの選び方」などの専門のホームページでご確認下さい。
デイリーサピックス
サピックスが授業で使用している教材です。プリント形式になっています。
カリキュラムテスト
日能研で実施されている確認テストです。俗に「カリテ」と呼ばれています。六年生からは毎週、五年生までは隔週で実施されます。
予習シリーズ
四谷大塚及び四谷大塚の準拠塾で使用しているオリジナルテキストです。通販や四谷大塚の各教室でも購入できます。
四谷大塚準拠塾
四谷大塚と提携してテスト(YT)を実施したり、「予習シリーズ」という教材を利用して授業を行う塾のことです。
大手塾にも準拠塾は存在します。
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